ADAM ET ROPÉ
【30th】別注 裏縞長傘16本骨 / 雨晴兼用55cm
¥31,900
アイテム説明
「送り迎えは、この傘で」
Kabi
【30th】KOMIYA SHOTEN for ADAM ET ROPE'
差すだけでモードを感じさせる究極の傘を作りたい。
そんな思いを実現したく、創業90年、洋傘専門店の『小宮商店』さんにモードな傘を別注しました。
素敵な服装なのに、雨の日はビニール傘や簡素な折り畳み傘。もちろんそれらを否定するわけではないのですが、もっとモードを楽しんでもらいたいという思いから、永く使われてきた日用品である傘を、今の生活の品質基準に合わせてアダムらしくモードにアップデートした別注にしてます。
もともとのモノを0から作り変えるというよりも、 創業90年の歴史の中で職人さんの手仕事を大切にしつつ、細かい仕様を再度見つめ直して別注した商品に仕上がっています。
生地:甲州織「甲斐絹(かいき)」として400年以上の歴史を誇る伝統の織物。先染めされた細い糸を高密度かつ均一に織り上げた光沢感と重厚感ある織物。(1日に約4m程度しか織れない貴重な生地です。)
表面は無地、裏面には細かいボーダーが入るように織りあげていただきました。防撥水加工とともにUVカット加工も施し、雨傘はもとより日傘としても使用していただけます。
骨:16本骨
カーボン繊維を使った16本骨は丈夫さと軽さを併せ持った優れもの。
丈夫な傘づくりとしては本来「鉄の骨」が使用されますが16本骨にすると重くなり使いずらくなってしまいます。小宮商店さんでは比較的早い時期から(2000年代前半頃から)カーボン製の16本骨を採用して、伝統的な技法を使いながらも新しい技術を導入してきました。
またロクロ(傘を開くときにつまむ部分。シャフトをスライドして動くパーツ)を生地で包む「ロクロ包み」やダボと呼ばれる傘骨の関節部分をカバーするための「ダボ包み」など昔ながらの製造技術を駆使しています。
手元(持ち手部分)
FEMME:カエデ
材質は軽く、木目が粗いものの、強度・耐久性があります。代表的素材です。
HOMME:マラッカ
素材は「籐の茎」。マレーシア、マライ半島西岸のマラッカ海峡に面した港湾都市から輸出される為「マラッカ」と呼ばれステッキなどに使用される素材です。表皮に黒いシミ(斑)があり同じものが二つとない個体差が特徴です。マラッカ素材は主にイタリアからの輸入。今回コロナウイルスの影響で通常ルートが使えませんでしたが、なんとかこの商品分で確保してもらえました。
デザイン傘の形は「型」で決まります。
傘の型は生地を裁断するときに使うカーブのついた三角形の木型のことで職人自身が傘の種類ごとに作製します。木型の長さや角度を生地や骨にあわせてミリ単位で調整し型を完成させます。開けやすくフォルムが美しい傘づくりが小宮商店の特色です。今回アダム エ ロペ別注では黒を基調とした別注ネームの作成と、傘を収納する際に使用するネームバンドをドットボタンからボタン仕様に変更してます。また、中に縫い込んでいるのではなく、誤って引っ張ってしまっても、バンドのみ取れるように、修理を前提に大切に使用していただきたいという想いを込めた構造にしております。ボタンはナット素材でスクエア手付けという手間の掛かる方法にて取り付けています。
※HOMME用はコチラ
GMI90010
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